ひとりでできるもん。

皆さんこんばんは。食事制限の効果が早くも表れてきた、Perfumeを応援する市民の会新潟支部長のシンジです。





3月22日に開催されたPerfume後援会限定興行新潟大会、その翌日新潟市中心部の繁華街「古町」にて、不肖シンジ、数回のゲスト参加での経験をへて、ついに単独DJパーティーを開催する事が出来ました。
2007年の初夏にDJ機器を購入して早2年半、クラブ環境への自由な参入や企画・開催がままならない、何より企画の数自体が都市部とは比べ物にならない程少ない地方ならではの状況に歯痒さや苛立ち以上のものを感じていましたが、懇意にしているダイニングバーの経営者(←女性)に企画を打診したところ快諾してもらい、そこから開催の運びとなったのです。
思えば、Perfumeとの出会いは自らの環境における現状打破、もしくは「失地回復」にも似た意義をもたらしてくれました。かつてフォトグラファーへの夢叶わず、心の底から愛した女性との別離を経験するという、妊婦でも欲しがらない位の辛酸を舐めさせられ、否応無く味わった挫折感、夢が夢と消えた虚無感を、このPerfumeという存在は大いに癒してくれました。
それがもたらした出会い。同じファンとの交流でこのブログを始め、Tシャツを製作し、それらを媒介とした様々な人達との邂逅。そして、中田ヤスタカの紡ぎ出すエレクトロサウンドに触発されてDJ機器を購入。それが始まりでした。
もしも今自分が件の女性と結婚し子供が産まれ、所帯を持っていたとしたらPerfumeという存在をメディアを通じて認識しつつも深く傾倒する事は無かったでしょうし、同時にPerfumeをキッカケとしてもたらされた出会い、そしてそこから生まれる喜びも知らないままであった事は言う間でもありません。そう考えると人生とは何と不思議なのだろうと思わずにはいられません。
元々テクノ系の楽曲には強い興味があり、大学生の時にパイオニアから初のCDターンテーブルCDJ-50」が発売された時には大いに関心を持ったものです。

現在ベスタックスやヌマーク、ジェミナイ、アメリカンオーディオなど各社からCDターンテーブルが発売されていますが、当時こうした機器は他にあまり例が無く、現在では当然の様に搭載されている「ピッチコントローラー」、すなわちテンポを変えても音程が変わらない機能が搭載されたのはこの機種が最初でした。
しかし発売当初は1台10万円という価格で、しかも1台ではなく2台必要であり、加えてミキサーも購入せねばなりません。高額の費用もさることながら、何よりDJのスタイル、クラブの雰囲気など未知のものであったので導入など望むべくもありませんでした。もっともテクノを初めて知った時、ハウスやエレクトロ等のダンス系・フロア系は寧ろ好きでは無く、アンビエント・チルアウト系が好きだった事も理由の一つです。
ちなみにその頃のフェイヴァリットはPete Namlook & Mixmaster Morrisの「Dream Fish」でした。
これを聴くとよく眠れます。





CDを1度に2枚使用してDJプレイ出来る機器自体はその以前にも存在していました。DENON(デノン、旧デンオン)が91年に発表したDN-2000Fです。
↓コレ。

デノンでは当時、北米・欧州向け商品開発の中で業務機器としてモバイルDJ(※)向けCDプレーヤーが誕生し、それに続いて使い勝手の面から2連装の要求が出た事に応えて製品化されたそうです。で、このDN-2000Fは北米随一のシェア率だったとの事。
日本では当時、現在と違ってディスコファンや好事家に対してのみDJという存在がようやく認知されたばかりで、しかもCDでDJプレイなど「邪道」以外の何物でも無いというステレオタイプな概念が一般的であり、クラブ環境よりも業務用音響機器して受容されていました。





で、前置きが長くなりましたが、Perfume新潟降臨の余韻そのままにDJパーティーはスタートしました。以下、記録写真です。
テクノなら格好もテクノにならなければ!という哲学の下、自分が考えるテクノっぽいスタイルを考えた結果、外科手術で使用するスクラブシャツを着用。他にもリアリティを追求し、聴診器、IDカード、ラテックスグローブも用意するという念の入れ様。うーんキてますキてます。



音合わせは聴診器で。



「シークレットシークレット」を熱唱。



小指を立てるのがポイント(←違)。









他にも、「テクノ」と聞いてすぐに「クラフトワーク」を連想したので、赤いシャツと黒いネクタイという、アルバム「Man Machine」のジャケットワークをコピーしました。


だいぶ場の空気が暖まってきました。
リクエストも幾つか飛び出し、みんなノリノリ。




元ネタはコレ↓




モミアゲを刈り取る「テクノカット」にしようかと思いましたが、そこは実行に至るまでの勇気が足りませんでした。




余談ですが、テクノカットの起源は周恩来氏だったとの説も。ホンマかいな。



中国つながりという訳ではありませんが、今回紅衛兵の衣装も着用したんですが、写真に撮るのを忘れてしまいました。
↓こんな感じ。写ってるのは私ではありません。





Perfumeナンバーを多数プレイしたのは言うまでもありませんが、それ以外に当日使用したハウス・エレクトロの楽曲からお気に入りのものを幾つか紹介します。



celvin rotane - i believe 2008 (dabruck and klein remix)


Dave King-i can´t get no sleep (3D Edit)


Eric Prydz - Pjanoo (Club Mix)


U2 - Discothèque




午前1時で終了の予定でしたが、12時を過ぎてから再度お客が増えてきて、お店側のご厚意により2時30分まで延長させて頂きました。


ああー、楽しかった。












ターンテーブルやミキサー等の機材全てを持ち込んで、様々な場所でプレイするスタイルを指す。

ビタミンP。

「楽園に入るには、良い鍵を持たねばならない」



G・ハーバート 1593〜1633[イギリス;詩人、神学者


皆さんこんばんは。Perfumeを応援する市民の会新潟支部長のシンジです。





先頃、後援会限定全国興行が無事終了しました。
遅きに失した感もありますが、早々に詳細を記述してしまっては「ネタバレ」の誹りを免れない為、ここにきてようやくの更新となりました(←言い訳)。



寒さ残る3月22日、最高気温が10℃を下回る、新潟市中心部のライヴハウスNIIGATA LOTS」にてPerfume後援会限定興行新潟大会が開催されました。
今回の隠れキーワードは「10・5・3」。ユニット結成10周年、メジャーデヴュー5周年、そして後援会設立3周年という節目の年でもあります。
諸行無常」の言葉通り、10年という歳月は人を変えます。赤ん坊は少年に、少年は若者に、若者は親となる。テクノロジーもまた然り、記録メディアが磁気テープ、フロッピーディスク、CD-ROM、CD-R、DVDへと変わり、容量や速度も徒歩と新幹線くらいの違いになっています。
自分はどうか。10年前、2000年の春、私は写真の専門学校に通う為、東京に居を移しました。見るもの全てが驚きと感動に満ち溢れていた、人生で最も輝いた時。あれから10年、背中に翼が生えたかの様な浮遊感に包まれていた日々も今は昔。フォトグラファーの夢は潰え、結婚を約束した女性との別離をいまだに引きずり、終わりなき日常に葛藤の連続という毎日です。
望む望まないに関わらず、人の内と外を否応無く変えていく「10年」という時の流れ。その中にあって変わらないものがあります。幾多の艱難辛苦を乗り越え、業界でのポジション、そして音楽性に於いても確固たる地位を築き上げたPerfumeです。
数ヶ月前からの勤務調整が功を奏したものの、思わぬ残務処理に手こずりつつも辿り着くと、そこで目に飛び込んできたのは、会場周辺で開演を今や遅しと待つ「世界の中心で愛を叫ぶ」改め「世界の場末で泣き叫ぶ」翼無き者達。学校・職場・両親等万難排して駆け付けた愛すべきPerfumeギャング達の姿がありました。
今回抽選にて確保した観覧券の番号は「61番」(!)観覧券に記載されている番号を見た瞬間、恐らく心拍数は瞬間最大で170を記録した筈。Perfumeを応援する市民の会新潟支部を設立してから、これまでに2度最前列での観覧を経験しているだけに、これまでの武道館・代々木競技場での「腕をいっぱいに伸ばした時の小指第一関節の大きさ」にしか見えない御三方の姿に臍を噛む想いでした。武道館では2階席(事実上の3階席)から見る舞台は遠い様で近く、近い様で遠い。まるで朝鮮半島の38度線の如き絶望的な距離でした。それどころか、優遇措置の権利を有する会員でありながらそこから更に10mは後の、会場最後方での観覧を余儀無くされた方の無念さは如何ばかりかと同情を禁じ得ません。



武道館最後列はこんな感じ↓。



前回同じNIGATA LOTSにて開催された「GAME」興行にて、198番の券で舞台右側、約4mの距離まで接近出来たので、今回はそれよりも前方に展開する事が可能なのは言うまでもありません。
この新潟興行に先駆けて行われた東京公演で、私の友人が2000番台の観覧券だったにも関わらず舞台約5mまで進撃出来たという情報を聞いていたので「61番か!今回は双眼鏡要らない!」と喜びもひとしお。寒さからでは無い鳥肌が立った事をよく覚えています。
世間のPerfumeの浸透度の指針なのでしょう、随分と高校生の姿が目立ちました。特に女子の姿が目に付くのが印象的でした。全体を見渡すと、今回はコスプレでの参加者は少なかったです。まぁ比較的狭い開場にて揉みくちゃにされるとあってはむべなるかな、と言ったところでしょう。
なんでも東京会場にて身分証か会員カードのいずれかを忘れた為に入場を拒否された人がいたと聞いたので、開場を待つ間、持参した観覧券、運転免許証、後援会カードを何度もチェック。
入ってすぐドリンク券を渡されましたが、絶好の場所を確保する為には1分1秒が惜しいのでカウンターと物販コーナーはそのまま素通り。結果、舞台向かって左側、約1.8m前の場所をゲット。きゃー、限り無く最前列に近いぢゃないか!
図らずも以前に東京のあるイヴェント会場にて会った事のある方と再会。談笑していたその時、後方から一人のオッサン(←40代後半と推測)が人垣をかき分けるようにして強引に前へ割り込み、あっと言う間に自分の前へ。更にその勢いのまま最前列に進もうとしていました。この倫理感や社会規範を易々とフライングした傍若無人っぷりに私を含め周囲の人間もただ唖然。まぁ新潟人は気のいい人ばかりなので侮蔑の眼差しを向けるに留まりましたが、これが東京や大阪など大都市の会場だったなら間違いなく掴み合いとなっていたでしょう。てかオッサンよ、高校生も沢山見てる中で恥ずかしくないんか。オメェがPerfumeファンだなんて絶対認めねぇ。



閑話休題。で50分ほど待って、ようやく開演。

OPENING(パフューム10年間を映像で振り返る?)

The best thing
I still love U
Dream Fighter

MC
  
トゥワーグッズ紹介
  
P.T.A.のコーナー(ルーレット)

 
(有名人からのパフュームへのメッセージコーナー)
 
MC
  
ナチュラルに恋して


Perfumeメドレー
   イミテーションワールド
   NIGHT FLIGHT
   エレクトロワールド
   コンピュータードライビング
   ジェニーはご機嫌ななめ
 
 
MC
  
P.T.A.のコーナー

チョコレイトディスコ
Puppy love

ENCORE

スウィートドーナッツ
wonder2


MCでも語られたのですが、今回はPerfume御三方の意向も多く取り入れ、事前にアンケートを集計し、要望の強かった演目を主体に構成するというストレートかつ親切なスピリッツでの企画。
開始早々、予想通りに後方から群衆が押し寄せてもの凄い圧縮。人いきれで瞬く間にこちらも汗だく。最初の2曲は決してアップテンポではないけどみんな跳ぶ跳ぶ。
あまりの圧縮に危険を感じたのか、最初のMCで樫野さんが「皆さん1歩下がりましょう、1歩」と言うと、皆その言葉通りにスッと1歩後退。これには大本さんや西脇さんも感心しきり。「東京とかだったら『下がってください』って言っても『無理!』とか言うんですよ」との事。これはまさに素直な新潟県人の面目躍如と言えましょう。
若干ユルめのゲームコーナー、公式販売物の紹介、共演した各著名人による祝福コメントを経て、新曲『ナチュラルに恋して』が披露されました。




更に、ややご無沙汰だった感のある『イミテーションワールド』、定番の『エレクトロワールド』、『ジェニーはご機嫌ななめ』を披露してくれる、んもぅ通にはこたえられないテイスト。『コンピュータードライヴィング』では会場全体が圧縮されつつ大きく左右に揺れること揺れること。ここは積水ハウスの耐震実験室か!
そして、最後を飾るのは久しぶりの『Wonder2』。不意に「おかえりなさい」という言葉が漏れていました。『願い』も〆としては勝るとも劣らないですが、やはりこちらの方がしっくりくると言いますか、とにかく肌に馴染むかのような感覚を憶えました。
久々に近距離でPerfumeに相対する事が出来た幸福感が途切れる事の無いまま演目は終了。会場外の物販コーナーでカレンダー、クッキー、タオルを購入。その後は某コミュニティサイトを媒介として集結した方々との懇親会に参加しました。参加人数、総勢約30人(!)。地元新潟は勿論、長野・富山・石川・埼玉・群馬など近県からの参加のみならず、東京・大阪・鹿児島からの遠征組、更には遠路遥々アメリカ・カリフォルニア(←!)から参戦の方まで。現地在住との事で「丁度休みが取れたので来た」と語っていました。次の日の午後には成田からアメリカに戻るという事です。興行終了後、会場外に、恐らく留学生でしょう、20代と思しき金髪の外国人が居たのを目撃しましたが、遠路アメリカ西海岸から万障繰り合わせて参加する人がいるのもまた「Perfume好きに国境は無い」ということを如実に物語っているではありませんか。
その日のうちに数人は高速バスなどに搭乗して新潟を後にしたり、翌日朝が早いという事で早々にホテルに戻った方々を見送り、残った7人ほどで場所を移してPerfume談義に花を咲かせて会合は終了。





翌日、新潟市内の懇意にしてもらっているダイニングバーを借りてDJイヴェントを行ったのですが、それについては次回報告します。

強制起動。

大変ご無沙汰しておりました。皆さんお元気でしょうか。Perfumeを応援する市民の会新潟支部長のシンジです。




このブログのサーヴィスの一つ「ハイク」、今流行りの「ツイッター」のはてな版と思えば大体当たりですが、それにハマリまくってしまい、明けても暮れてもつぶやきまくって2ヶ月以上も経過してしまいました。
最近になって服飾ブランド『NATURAL BEAUTY BASIC』の新譜とのタイアップが発表されたばかりですが、雑誌「コンティニュー」の連載終了を始め、最盛期に比べると媒体への露出の減少は否めない状況、加えて地方在住故に東京等にて開催される興行・イヴェントへ悉く参加出来ず、書く題材に乏しい事も長らく休んでいた要因の一つと言えましょう。
とりあえず、支部の活動休止中に水面下で進行していた事案についてお知らせします。




まず、新潟支部Perfume結成10周年を迎える今年、その大きな節目を記念して、市民の会茨城支部つくば分局との合同プロジェクトを開始。以前新潟支部が企画したTシャツのマイナーチェンジヴァージョンとして記念モデルを作成しました。それがこちら。


一般配布用としてネイビー。Perfumeの御三方には、先月の西脇さんの誕生日に贈答品と共にピンクを発送。
大本さん、樫野さんにも同様に送りました。




今週から始まった後援会員限定全国興行。22日に開催予定の新潟大会の観覧券を確保する事に成功しました。
会場となる新潟LOTSは収容人数約700人との事ですが、昨年の同じ会場での興行では入手した観覧券の整理番号は198番であったにもかかわらず、舞台右側、約4m前まで展開する事が出来ました。今回は幸いにも「2ケタ」の観覧券を確保しましたので相当前方に進み、Perfume御三方に久方振りの接近を図れる事でありましょう。
間違いなくその場所は圧縮地帯、通称「ホットゾーン」であり、満員電車か飯場の乱闘、はたまた民主化要求のデモ隊もかくやといった押し合いへし合いになるであろうことは容易に想像出来ますが、打撲や痣も厭わず前進する所存であります。





それといきなり過ぎますが、不肖シンジ、来週23日に新潟市内中心部にてDJプレイを行います。
曲目はテクノ・ハウス・エレクトロ、そしてPerfumeナンバーを随所に散りばめての予定。
以前東京にて行われ、僭越ながらも参加させて頂いたイヴェント「Perfume Night」、今回は言うなれば「ひとりPerfumeNight」と思えば大体当たりです。
懇意にしてもらっているダイニングバーを借り、演目は当日20時から翌午前1時まで。まぁ平日ですし、お客さんの帰りがあまり遅くならない様に、且つDJ白帯の私がプレイ出来る限界値を踏まえ、この時間設定にしました。
お近くの方は是非ともお越し下さいませ。



3月23日(火) 

チェルシーホテル
新潟県新潟市中央区古町通6-962都屋ビル2F
025-225-6226
20:00 〜 01:00
1ドリンク付き 1000円

地図はこちら。

http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&q=%E6%96%B0%E6%BD%9F%E3%80%80%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%80%80%E3%83%90%E3%83%BC&lr=&oq=&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wl

















追記。
Perfumeと「NATURAL BEAUTY BASIC」のブランドイメージとの見事なまでの親和性には改めて瞠目させられます。
http://www.naturalbeautybasic.com/


眩しい。





これがセシルマクビーとかのギャル系ブランドだったら軽く頭抱えた事でしょう。
http://www.cecilmcbee.jp/

おせちもいいけどカレーもね。

えー、皆さん初めまして。
私、Perfumeを応援する市民の会新潟支部にて、食堂業務を担当しております眼鏡野巴里(メガネ野 パリ)と申します。

中華、イタリアを守備範囲としていますが、最も得意なのはインド・パキスタンスリランカ・ネパールなどのカレーです。他にもタイ・マレーシア・シンガポールインドネシアのカレーも作ります。んで今回、カレー好きを公言しているPerfumeの大本さんの為に腕を振るう!という想定でインドカレーを製作してみました。





まず用意する材料を。


約7〜8人分。

・玉ねぎ   1キロ
・にんにく   3〜4かけ(すりおろす)
・生姜    2かけ(にんにくと同量)
・ホールトマト缶   1個
・鶏モモ肉   3枚
・ブイヨン(チキン、またはコンソメ)  4〜5カップ
・アーモンド   100g
・水    400cc
  
・ピーナッツオイル(コーン油やナタネ油でも可)   200〜250ml
ウスターソース(中濃、とんかつソースでも可)  大さじ2〜3
・塩
・日本酒   大さじ2  



・フェネグリーク   小さじ2
マスタードシード   小さじ2
・赤唐辛子      1〜2本



ガラムマサラ   大さじ1
・パプリカ    小さじ2
・混合スパイス    大さじ6〜8(好みで増減)



使用するスパイスですが、わたくしメガネ野は東京に行った際には必ずと言っていい程上野に立ち寄り、アメ横センタービルの地下にある「野澤屋」でスパイスや調味料を購入しています。そこでの混合スパイスを使用しました。

http://www.nozawaya.com/

あと通販ではこちらのサイトがいいでしょう。

http://www.tirakita.com/food/id_spc_spc.shtml

http://www.curry-spice.net/






準備。


玉ねぎはみじん切り。




使うスパイス。




アーモンド。熱湯に浸し、茶色い皮がふやけてから剥く。




にんにくと生姜はすりおろしておく。




鶏もも肉は焼き鳥大サイズに切る。




肉に塩小さじ1、ターメリックガラムマサラ・チリパウダー(各小さじ2分の1)、日本酒を加えてよく混ぜ、下味を付ける。











調理。



大きめのフライパンに油を入れる。
通常はピーナッツオイルを使用するが、丁度切らしてたのでライスブランオイルを。
加熱するとかすかにナッツの様な香りがします。






少し加熱してからフェネグリークとマスタードシード、赤唐辛子を入れて、油に香りを移す。
加熱し過ぎないように3分ほど浸してからスパイス類を全て取り出して捨てる。





玉ねぎを中火と強火の中間で炒める。





キツネ色になるまで炒め、ニンニクと生姜を加え、更に5分程炒める。





火を弱火にして、ガラムマサラ、パプリカ、混合スパイスを入れてよく混ぜ合わせる。





ホールトマト1缶を入れて潰しながら混ぜ、ブイヨンを加える。
カットしたタイプが使いやすい。
5分くらいかきま混ぜながら煮る。




鶏肉を別のフライパンで炒め、充分火が通ったらカレーベースに加える。







ミキサーを使ってアーモンドペーストを作って混ぜる。
ウスターソースを入れ、味を確かめながら混合スパイス、塩を少しずつ加えて微調整する。
普段はカシューナッツを使うが、気まぐれでアーモンドを試してみたら皮を剥くのが大変だった・・・・。





完成。1日寝かせれば更に美味しい。





如何でしょうか。
今回ご紹介したヴァージョンはあくまで一部。材料や調合を変えて、各国の味付けも行います。
正直言って、自分の作るカレーは誰にも負けないという自負があります。
不肖メガネ野、要請あらば公演会場まで赴き、ケータリングのスタッフとしてカレーを製作する用意があります。







大本haaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaann!!!

念頭のご挨拶。

皆さん、そしてPerfumeの御三方、明けましておめでとう御座います。
いくつも恋をして順番も覚えて口づけもうまくなったけど、Perfumeの演目を観覧する時はいつも震えるガラスの30代、「Perfumeを応援する市民の会新潟支部長」のシンジです。
新年のお慶びを申し上げます。






昨夜の国営放送における紅白歌合戦、2回目の出場ではあるものの、放送に先駆けての記者発表でPerfumeの姿が無かった事が、当日披露された「ワンルーム・ディスコ」がTV用のショートヴァージョンだった事と同様甚だ遺憾であった事は言う間でも有りません。
受信料支払ってるのにこの冷遇とは。
こちらは先月行われた製作発表。メインが居ない空虚な雰囲気が色濃いです。




で、これが昨年の会見での模様。相変わらず麗しい御三方。
立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花。何をしていても姿がいいですね。



さて、今年はまさに原点回帰とも言うべき後援会加入者限定の小劇場全国興行が控えており、新春早々「ラリラリラ〜」という感じで(←どんな感じだ)今から喜びを隠せません。






3/7 日 横浜Blitz 開場17:00 開演18:00


3/9 火 Zepp名古屋 開場18:00 開演19:00


3/10 水 Zepp大阪 開場18:00 開演19:00


3/15 月 Zepp東京 開場18:00 開演19:00


3/16 火 Zepp東京 開場14:00 開演15:00


3/16 火 Zepp東京 開場18:30 開演19:30


3/18 木 Zepp仙台 開場18:00 開演19:00


3/22 月・祝 新潟LOTS 開園17:00 開演18:00


3/24 水 Zepp札幌 開場18:00 開演19:00


3/31 水 Zepp福岡 開場18:00 開演19:00


4/2 金 広島 CLUB QUATTRO 開場18:00 開演19:00


4/3 土 高知BAY5 SQUARE 開場18:00 開演19:00






昨年暮れに香水的少女組所属監督組織であるアミューズ大本営の電子広報板に、今年春の興行についての発表が行われました。曰く「観覧券配布は後援会加入者1名につき1会場分のみ。観覧券と併せて会員証、写真付きの公的身分証を携行し、会場係員が本人確認を行う」というもの。
これまでも観覧券の売買・譲渡は公式には禁止されていたものの、非公式には電脳野での競売は勿論、同好人の間での交渉等で複数箇所の観覧券を入手する事は可能であり規制は形骸化していましたが、これによって事実上複数の会場に亘る観覧は出来なくなりました。一箇所でも多くPerfumeの勇姿を見たい人々にとってはまさに青天の霹靂ですが、ここ最近の興行での競争率を考えますと、後援会加入者限定、尚且つ1会場限定という条件なら希望する観覧券を確保出来る確立は若干上がると予想されるでしょう(抽選である以上希望的観測や楽観視は禁物ですが)。
購入希望者の著しい増加に諦念を隠せずにいた方々も、こうした観覧券の輜重を見直す動きによって更に士気を鼓舞作興せしめ、その動向が芸能界におけるPerfumeの対抗勢力を震駭撃滅し、Perfumeの機動迅速なる展開により、我々は全軍戦捷の途を開く事が出来るでしょう(って何言ってんだオイラ)。






では、今年も宜しくお願いします。
2010年はこの曲からスタートです。
ワンルーム・ディスコ














「おやすみなさい」

柳の下。

皆さんこんにちは。
アルコヲル抑制&筋トレの効果が早くも出てきた、Perfumeを応援する市民の会新潟支部長のシンジです。
嗚呼、台湾料理をガツ喰いしたい(涎)。









私がたまに閲覧するブログの大家さん、もとい管理人の方々が同時多発的に「映画ゼロ年代ベスト」、すなわち2000年から最近までに公開された映画のフェイバリットを公表しています。
食べ物、お酒、ファッション同様、映画の嗜好もまたその人を端的に表すものでありましょう。
基本的に「いかにも」な結末のハリウッド作品、わけても「ブロックバスタームービー」と称されるものは好きではありません。特に昨今はCGCGまたCG、んもぅコンピューターグラフィックスの見本市もかくやという状況、加えて過去の作品の焼き直し、コミック本の映画化主体といった様相を呈しており、とても鑑賞に耐え得る物ではありません。
しかもペンペン草も生えてないような新潟の片田舎にあっては観たい作品があってもすぐに終了してしまい「果たしてこれを劇場公開する必要が何処にあるのか」と痛感する凡百の邦画が残るばかり・・・。
アイドル環境同様、映画の環境も厳しい私ですが、これまでで特に記憶に残った作品を記しておきたいと思います。









・聖林映画

コラテラル』(2004年 主演トム・クルーズ 監督マイケル・マン

事件の証人を殺害せんとする殺し屋と、彼を乗せたタクシー運転手の一夜の物語。
自分の周辺では評価は低いのだが、個人的には結構印象に残った作品。
銃撃シーンには定評のあるマイケル・マン監督、訓練された者が使う拳銃の恐ろしさを余すとこ無く描写。
撮影に際して射撃練習を行ったトム・クルーズの入れ込み様は相当なものだったとか。
銃はH&KのUSP45。

コンスタンティン』(2005年 主演キアヌ・リーヴス 監督フランシス・ローレンス

コンスタンティン [DVD]

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フロム・ヘル」や「リーグ・オブ・レジェンド」の原作者アラン・ムーアDCコミックス(←マーヴェルと並ぶ全米2大コミック出版社)で始めたダーク路線マンガ「ヘルレイザー」の映画化。
悪魔探偵コンスタンティンが地獄からの逃亡者を追いかけるという、まぁアメコミ版「ドロロンえん魔くん」と思えば大体当たり。
キアヌの細身な黒スーツ姿がナイス。役柄ではへヴィースモーカーなのだが、そこは共感出来そうにない。

『キングダム』(2007年 主演ジェイミー・フォックス 監督ピーター・バーグ

サウジアラビアアメリカ人居住区で発生した爆弾テロの捜査に向かうFBI捜査官の活躍を描いた作品。
基本はハリウッド映画に昔からある異文化交流捜査もの。
御都合主義も散見されるが、「アメリカ万歳」に終結せず比較的ニュートラルな視点なのも好感が持てる。
銃撃戦のシーンで使用されてたG3SG-1がリアル。

『96時間』(2009年 主演リーアム・ニーソン 監督ピエール・モレル)

96時間というリミットで、フランスで人身売買組織に誘拐された娘の救出に挑む、元特殊工作員の父親。
シンドラーのリスト」の印象が強かったので、末端のチンピラの殺害・拷問も厭わないその姿に戦慄を覚えると同時に、強いカタルシスを覚えたのも事実。
「娘を取り戻す為なら、エッフェル塔だって壊してみせる!」と啖呵を切る姿にシビレる。







・フランス映画

『レッド・サイレン』(2002年 主演ジャン=マルク・バール 監督オリヴィエ・メガトン

レッド・サイレン デラックス版 [DVD]

レッド・サイレン デラックス版 [DVD]

母親の犯罪を告発した少女と、心に傷を持つ元傭兵とのドラマ。
中盤での銃撃シーンは白眉。ひと昔前の東宝東和だったら「続・レオン」なんてタイトルだったかも。
主演は「グラン・ブルー」でジャン・レノ演じるエンゾと共演してたジャック役の人。
舞台はフランスとポルトガル、映画自体はフランス、台詞は英語という微妙にグローバルな作品。
ユーロ圏での公開を意識しての作りではないかと。

ゴッド・ディーバ』(2004年 主演リンダ・アルディ 監督エンキ・ビラル

「バンド・デシネ」と呼ばれるフランスのグラフィックアートの第一人者、エンキ・ビラルが監督したSF作品。
彼の描く未来世界に、「ブレードランナー」や「フィフス・エレメント」のヴィジュアルの発露を見て取る事が出来るかも。
共演のトーマス・クレッチマンは1980年のモスクワ五輪に水泳の東ドイツ代表として出場し、18歳の時に西ドイツへ亡命したという経歴を持つ人。
ポランスキーの「戦場のピアニスト」に、主人公を助けるドイツ軍将校役で出ていたのも記憶に新しいところ。

ブルー・レクイエム』(2005年 主演アルベール・デュポンテル 監督ニコラ・ブークリエフ)

ブルー・レクイエム [DVD]

ブルー・レクイエム [DVD]

最愛の息子を失った男の復讐劇。張り巡らされた伏線が一つに収束していく様は秀逸。
作品全体を覆うダークなトーンもサスペンスを盛り上げる。
これを観る為にわざわざ東京まで行ったのもイイ思い出。

ロング・エンゲージメント』(2005年 主演オドレイ・トトゥ 監督ジャン=ピエール・ジュネ

ロング・エンゲージメント [DVD]

ロング・エンゲージメント [DVD]

アメリ』の主演・監督コンビによる作品。
第一次大戦下の戦場で消息不明になった恋人を探し求める姿は健気そのもの。
上記のアルベール・デュポンテルが個性的な役を好演。それとジョディ・フォスターが特別出演。フランス語うまい。
ちなみに不肖シンジ、4年ほど前に「アメリ」のロケ現場を訪ね歩いた事があります。
作中に登場するモンマルトルのカフェ、八百屋もセットでは無くそのままの外観で使用されてました。

あるいは裏切りという名の犬』(2006年 主演ダニエル・オートゥイユ、ジェラール・ドパルドュー  監督オリヴィエ・マルシャル)

まさに渋い大人のハードボイルド。
作中での警察内部の裏切りや腐敗は、元警察官という過去を持つ監督が直接見聞きした実話が下地になっているという。
前半の高揚感溢れるかの様なリアルさは元警官の冴え。後半の泣きの展開も燻銀の演出。
監督は役者としても活躍しており、本作では娼婦のヒモ役で出演。
尚、この作品の原題は「36 Quai Des Orfevres(オルフェーヴル河岸36番地)」つまりパリ警視庁がある場所。

裏切りの闇で眠れ』(2008年 主演ブノワ・マジメル 監督フレデリック・シェンデルフェール)

言うなればフランス版「仁義なき戦い」という感じの内容なのだが、組織間の抗争では無く殺し屋の生き残りゲームとして描かれている。
忠誠心や、男同士の理屈では割り切れない絆という感じの、フランスのお家芸フィルム・ノワール」かと思ったら全くそんな要素は無し。
あくまで犯罪をビジネスとして捉え、効率を追及するリアルなギャング達。
本作の監督がのマイケル・マンを尊敬してるというだけあって、銃撃シーンは迫力。
ベレッタ93R、FNC、SIGSG551といった欧州の銃器が特盛り。銃撃戦を通り越して、もうほとんど戦争。






イギリス映画

堕天使のパスポート』(2002年 主演オドレイ・トトゥ 監督スティーブン・フリアーズ)

堕天使のパスポート [DVD]

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人種の坩堝ロンドンで、従姉の居るニューヨークに行く事を夢見るトルコ移民の女。そしてナイジェリアから密入国した男。
不法滞在者が置かれた環境、移民の現状が坦々と描かれている。
作品自体はサスペンスのカテゴライズなのだが、移民達の連帯感、愛情といった描写のおかげで、鑑賞後は何処か爽やかな気分になれた。



韓国映画

子猫をお願い』(2001年 主演ぺ・ドゥナ 監督チョン・ジェウン

子猫をお願い [DVD]

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「義理人情」「涙」「熱い台詞回し」「強引と言えなくも無い展開」が持ち味の韓国映画においてはある種異質な作品。
個人的には生涯TOP5にランクされると断言する。それ位人に薦めたくなる作品。
少女達の、青春の甘酸っぱさと苦さを描いた作品は数多存在するが、その国の慣習や文化の違いに違和感を覚えるものが多く、「共感」に一歩及ばなかったりする。
しかしここに表される生き様は清々しくもあり、切なくもあり、愛しくもある。特に女性はシンパシーを感じずにはいられないだろう。
ちなみに不肖シンジはあまりの惚れ込みぶりに、東京・新大久保の韓国系CDショップまで出向いてこの作品のサントラを購入。

オールド・ボーイ』(2003年 主演チェ・ミンシク カン・ヘジョン 監督パク・チャヌク

オールド・ボーイ プレミアム・エディション [DVD]

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2004年のカンヌ映画祭でグランプリ(←第2位)を受賞。
原作は土屋ガロン嶺岸信明による同名漫画。
ハードな暴力描写、飛び散る赤(←血)、そしてアンジェリーナ・ジョリーにも勝るとも劣らぬ女優陣の盛大な脱ぎっぷりといった、世界屈指の不健全コンテンツとして燦然と輝く韓国映画の持ち味が満載。
ラストでの展開は子供、とりわけ娘を持つ父親ならショック死寸前のインパクト。






その他。

パラダイス・ナウ』(2005年 仏・独・蘭・パレスチナ 主演カイス・ネシフ アリ・スリマン 監督ハニ・アブ・アサド)

パラダイス・ナウ [DVD]

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パレスチナイスラエル占領下のヨルダン川西岸地区ナブルスに住む幼馴染みの若者が、自爆攻撃に向かう48時間の物語。
「テロ」と称するニュースからは決して見えてこない複雑な事情や葛藤を描いている。
パレスチナ人である監督と、イスラエル人であるプロデューサーが共同で製作したというのがエポックメイキング。
これまでハリウッドのアカデミー賞パレスチナを「国家では無い」という理由で選考対象から外してきたが、欧州各国との共同制作という事で、第78回のアカデミー賞外国語部門にノミネートされた。








それにしても以前東京に住んでいた時に実感しましたが、ホントに映画が選り取り見取りで羨ましい!
単館上映の多さもさる事ながら、早稲田松竹で『ニューシネマパラダイス』、吉祥寺バウスシアターで『惑星ソラリス』のリバイバル上映が行われた時にはなけなしのお金を持って駆け付けたものです。
それに比べれば新潟は酷い!ひどい!ヒド過ぎる!!CGだけにおカネ掛けて中身はスッカラカンの焼き直し作品ばかりが幅を効かせ、欧州やアジアの文芸作品は2〜3ヶ月待たないと上映されません(←結局来ない作品もある)。
あとこれは声を大にして言いたいのですが、日本映画における銃器考証やアクションはマニアの鑑賞に耐えないものばかりです。
かつてグアム・バンコク・釜山にて実弾射撃(←この内グアムではショットガンとアサルトライフルも使用)を経験した身としては銃器の選別、演技、発砲音、弾着、「リアル」には程遠いものが多く、及第点には至りません。
興行の形態や映画製作の過程等問題点は山積ですが、これも早急な改善や梃入れが必要だと思います。





以上、新潟支部内「映画評価室」のシンジでした。

ちょっと遅くなりました。

樫野さん、21歳の誕生日おめでとうございます。


これからの益々の御活躍を、新潟支部一同心よりお祈り申し上げます。


来年春に再び新潟へとお越し下さいます事、誠に感謝の念に耐えません。


これから冬本番です。体調には充分に留意されますようお願いします。


Perfumeと、樫野家の皆様に幸あれ。