もしも・・・・・・

こんにちは。新潟支部長のシンジです。
車で事故りかけたので、かなりテンションは低いです。


先日レンタル屋に行き、ある映画のDVDパッケージを手にしました。
タイトルは「スライディング・ドア」。グウィネス・パルトロウ主演、1997年度の作品です。
もしもこの電車に乗れた時、そして乗れなかった時、その後の2つの人生が展開されます。





ふと考えました。「もしも、僕が彼女と結婚していたら・・・・・・・・・・・」






今から4年前、僕は交際していた女性と別れました。
相手は中学校の同級生。そして同じ水泳部に属していました。

卒業から12年後、東京から地元に戻った時に再会。すぐに交際が始まりました。
当時27歳、すぐにお互いが結婚を意識するようになり、彼女の実家にも挨拶したのですが・・・・・。
彼女の母親から猛反対されました。
これを読んでる人の中には僕の職業が何か、既に知っている方もいるでしょうが、知らない人の為に言いますと、ウチは寺です。
相手の母親曰く「ウチとお寺では家柄が合わない、釣り合いが取れない」
彼女の実家は母親が実権を握ってるそうで、それから毎日の様に「結婚は認めない」等々言われたそうです。
その干渉に抗する事が出来ぬまま、彼女は僕に別れを告げました。






それからの長い彷徨い。
疵がかなり癒えた風に感じる様になった昨年の11月末。
ふらりと入った雑貨店「ヴィレッジバンガード」で、僕はperfumeを知りました。





もしも僕が今結婚生活を送っていたら、perfumeの事など何も知らなかったでしょう。






perfumeを媒介として色々な分野に触れる事が出来ました。
まず、このブログ。
それと、テクノポップの再評価。
過去にテクノを随分と聴いていましたが、いつしか興味が薄れていき、CDは埃をかぶっていました。
今では再び聴き出しただけで無く、DJ機器を購入してミックスプレイを楽しんでいます。
Tシャツのデザインもまた、perfumeを知る事が無ければ興味を抱きはしなかった筈です。
何より、同じ想いを携えた他のperfume同好人の皆さんとの出会いも然り、です。
知らなかったセカイ、知らなかった人達、知らなかった感動・・・・・・。





出合いとはかくも不思議なものです。





追記。
で、僕も当選しちゃいました、レコード。
絶対にオークションになど出品しません。