曇りのち天使、ときどき熱狂。

9.24名古屋戦線報告 その2



どうも、perfumeライヴ参戦時だけは眼鏡っ子になる、新潟支部長のシンジです。



今回の服装ですが、西脇さんがブログで私のデザインしたTシャツを着てくれた事で、ライヴ参戦時にはそれを着用していくのが最近の定番でしたが、初めての販促イヴェント、初めての東京以外の遠征、何より初めての握手会!これは失礼があってはならないと思い、スーツにネクタイ無しというクールビズも取り入れたスタイル、コンセプトは『あ〜ちゃんの警護担当員』としました。
当日やや遅く起きた事にアワアワし、急いで東京駅に向かいました。
搭乗した新幹線の中から今回行動を共にする宗像さんに電話すると、自分が乗った車輌より1つ先に出た方に乗ったとの事。「ああ良かった。待ち合わせに遅れないで済んだ」と胸を撫で下ろしました。しかしそこから膝が軽くカタカタ震えているのに気付いたのです。今回、事実上初の販促イヴェント、しかもshake handあり!期待は高まります。
余談ですが、道中新幹線が三島と浜松の間あたりに差し掛かった時、外の景色をボンヤリ眺めていたら、遠くの方にヘリが2機飛んでいました。マッチ棒の先っぽくらいの大きさでしたが、瞬間「ああ!」と声をあげていました。それは陸自のヘリだったのですが、1機はなんと導入されたばかりの対戦車攻撃ヘリAH-64Dアパッチでした。それもローター上部にセンサーを搭載した、通称『ロングボウアパッチ』です。
コレです→http://www5a.biglobe.ne.jp/~FUDOU/kitautsunomiya/ah64.htm
こんなものが見られるとは幸先いいなと一人感動し、思わずビールを飲んでしまおうかと思いましたが止めときました。



到着後宗像夫妻と共に地下鉄に乗り換え、栄のナディアパークへ。
CDショップに着くと、何人かの見覚えのある顔が。id:pizzaplzさんや、今回初顔合わせとなるid:aniotaさん、id:ptteさん、id:CONSOMMEさん、そしてお馴染みの「東京天然パーマ対策室長」を務めるid:ooltさん、うさやまサン等まさに役者が揃ったといった所です。それとブログ『メガネ++』の管理者である、perfumeファン眼鏡連合代表のmotechiさんも参戦しています。「メガネは顔の一部」という言葉をこれほどまでに体現した人を私は他に知りません。
電話で予約しておいたCD3枚を受け取り、整理番号をみたところ184番(!)しかし2回目は46番で、少なくとも人垣に埋もれてしまう事は回避出来そうです。
perfumeフォロワーと談笑していると更に見覚えのある顔に遭遇。7月のワンマンライヴ時に知り合って、Tシャツを贈呈した名古屋在住の「はるちゃん」でした。聞けばキャンセル待ちで並んでいるそうでしたが、三々五々集まってくる参加者の多さを見て「ダメかも・・・」とやや弱気になっていましたが、結果キャンセル分をゲット出来たそうです。例のTシャツを着ていました。ごっつぁんです。
2回目からは予告通り、id:sai75さんが参加。perfumeと同世代の18才ながら、フェイバリットがYMOなどのテクノポップというのにはただもぅシビれるばかりです。素晴らしいまでにテクノの血中濃度が「濃いぃ」ナイスガール。そんなsaiさんの為に今回、私のお気に入りのテクノポップをCDにコピーしてプレゼントしました。『P-MODEL』のサウンドクリエイターだった福間創のソロユニット「SOYUZ project」のアルバムです。ホント傑作、必聴。

bellissima

bellissima

Elettrico Strada CD

Elettrico Strada CD




1回目、2回目のセットリストは他の方々の報告を参照して下さい。んもぅ毎度の事ですが、perfumeを前にしてただもう感動・・・・。


初回開始前、私の10時方向約2m先にooltさんとmotechiさんが、会場に流れるperfumeナンバーに合わせてシェイクしてます。ウォーミングアップといったところでしょうか。
それにしてもooltさん、perfumeからの啓示を受けたのは私と同時期なのですが、これまでのイヴェント参加回数や、perfume、ひいては樫野さんへのエクストリームな想いには目を見張るものがあります。今やperfumeギャングの斥候兵として学業と仕事の傍ら、余力をperfume追っ掛け稼業にフルスロットルする信頼出来る男。満足なイヴェント参加が叶わない私にとって烈火の如く羨ましいです。
演目中、名古屋のファンと共同でラミネート加工した3枚のフリップを掲げていました。よく見ると「公約」「達成」「オリコン7位」の文字が。ちゃんとメンバーからレスも貰っていました。motechiさんと一緒に繰り広げるそのエスプリの効いた応援、アピールは、9.19渋谷合同ライヴで『ポリリズム』演奏時、ヴィデオクリップを参考にして持ってきたリンゴを最前列で掲げたにもかかわらずレスはおろか視線すら来る事も無く、場違いな存在感を会場全体にアピールしてしまった私とは雲泥の差です。



前説のあとperfume登場!



嗚呼、乾ききっていた私の心に「トキメキ」という言葉の意味を刻み付けた、ハアト泥棒西脇さんがそこにいる・・・・・!
私のハアトをカツアゲしまくった天使達がそこにいる・・・・・!
最初から観衆はノリノリ。色んな人が一体となった瞬間でした。前方には外国の方もあり。暑いにもかかわらずレザージャケットを着た人もあり。右腕に豪気なタトゥーを入れたアウトロー系な人もあり。ある種感動的な光景です。キラキラの衣装に身を包み、最強の笑顔で歌う3人の姿が我々の様な「翼無き者たち」にどれだけの勇気と感動を与え、ココロを鼓舞させてきたことでしょうか。そこには「萌え」などと言う、ヤワで不穏なキーワードでは括り切れないサムシングが満載です。
2回目はかなり前進し、なかなかのポジションを確保しました。一粒で二度美味しいというやつです。今回は樫野さんから多く目線を頂きました。それにしても今日までに大本さんから視線はおろか、50口径you!you!爆裂弾さえも未だこちらに発砲されていません。うーむ。
最後の「ポリリズム」の後、親指を立てて「yeah!!」と叫んだら、舞台上の樫野さんがこちらに向かって同じ様に親指を立ててくれました。レス有難う御座います!!
イヴェント中、名古屋での10.31ワンマンライヴが開催されるという事が告知されました。恐らく11.08のライヴに参加出来ない人はそちらに流れる事も視野に入れてるのではないでしょうか。そして後日大阪、広島でもライヴ決定の発表と、まさに破竹の快進撃。「序章ですらない!これが始まりなんだ!ここから逆襲が始まるんだ!!」そう確信させるperfumeのパワーとエネルギーを身体全体で感じる事が出来たのが何より嬉しい今回のイヴェントでした。




そ、そして!
遂にやって来ました!今回のイヴェント参加の「要」と位置づけていた握手会。
思えば初めて参戦した3.25表参道ライヴ。今となっては幻となった感のある本人達によるグッズ販売で、西脇さんからトートバッグを購入して以来の接近遭遇。あの時は本来「握手無し」だったのにもかかわらず(←実際断られた人もいたそうです)、挨拶を済ませ、踵を返してその場を離れようとした私に西脇さん自ら手を差し伸べてくれたのです。本人を目の前にして短いながらも会話が出来、もうそれだけで満足と思っていたので、よもや握手などという嬉しいサプライズ発生とは想定外。輝く瞳で、柔らかく、かつ力強い感触で握手してくれた西脇さんを見ていると「この世には天使が存在するのではないか」と錯覚、もとい確信してしまうのは間違い有りません。
その表参道戦での物販、もう一巡して3人completeだ!と思っていたところに「グッズ無くなりましたので終了でーす」の声。会場後方から一巡どころか購入すら出来なかった人達の悲痛な呻き声が響き渡りました。その後開催された『sweet』『bitter』の販促イヴェントに全て参戦出来なかった私には、西脇さん以外の2人との握手はまさに「悲願」でした。
で、1回目の握手。大本さん樫野さん西脇さんの順で進行。まず大本さんには誕生日の贈呈品を手渡しました。中身は「宝くじ」です(笑)。1枚200円で、バラ10枚連番10枚という内容。当たった際はご自由にお使い下さいと書いた手紙を添えて。
続く樫野さんには「お疲れ様です。ホント楽しかったです!」と。樫野さんの笑顔を初めて近距離で見たのですが、か、か、可愛い・・・。思わず口から「killing me softly」と言ってしまいそうな殺傷力抜群の表情と声にグッと来ない者は病院へ行け。
西脇さんに差し掛かった時に強めに会場スタッフに肩を押されてしまい、「つ、次も行きまぁすぅー」としか言えませんでした。そうして皆がグイグイ押されて排除(←敢えてこう言います)されていく中、一歩も二歩も身を乗り出して問い掛けに真剣に耳を傾けてくれる西脇さんはやっぱり「天使」。何という出し惜しみの無いサービス精神。



2回目の握手、今度は3人にそれぞれ用意したCDギフト券をスタンバイ。また押されながらも大本さんに手渡し「新潟から来ました」と言うと軽く驚いた顔。樫野さんに渡す際「これ使って下さい」「いつもCDギフト券ですいません」と言うと「いえいえそんな!」とあのスイートヴォイス。そして両手で私の手を包み込んでくれました。この時会場は大変蒸し暑く、手は汗ばんでいたというのに、そんな野郎の手を優しく包んでくれる樫野さん・・・ああああ、貴女も「天使」です。西脇さんの前に来て「新潟から来ました」と言った刹那、「以前シャンプーをくれた人ですよね?」そう、そうです私です!!!!憶えててくれてたぁ・・・・・・(感涙)。
前回のワンマン終了後、会場スタッフに「perfumeの御三方に渡して頂けますか」と託した贈呈品の中に、西脇さん用にとサロン専売品のシャンプーとトリートメントを入れたのです。前に同じものを使った事が有りますが、これはスゴイです。現時点で入手出来るシャンプーとしては望み得る最高の物だと思います。
http://www.lebel.co.jp/side_a/products/care/nhs/index.html
↑シーウィードと、ウィートプロテインを差し上げました。
西脇さんの髪は湿気で「わっほー」になりやすいそうなので、これで髪質が幾らか回復して欲しいものです。
ooltさん、使ってみたらどうでしょう。ホント髪サラッサラになりますよ。






興奮と感動に包まれたままイヴェントは終了。会場の外ではcutie paiなる女の子達がチラシを配っていました。その健気な姿を見、「perfumeだって昔、こうした過程を歩んできたんだよなぁ」そんな想いがふと去来し、観ておきたいと思ったのですが、その時点で名古屋滞在可能時間は残り1時間・・・・。後ろ髪引かれるように会場を後に。外のカフェにperfumeギャング10名程で移動し、各々コーヒーやドリンク、ケーキ等を注文し、ヲタ話に花を咲かせました。ちなみに私はジョッキ生をオーダー。
会計時、コンソメさんが「ここは僕に任せて」と男気溢れる発言。その気持ちだけで有り難いです!!
私の中で愛知県人の株価がストップ高になりました。



店の外で解散。宗像夫妻と私、それとperfumeの出待ちから戻って来たはるちゃんと4人で名古屋駅へ。「駅まで見送ります」と来てくれました。コンソメさんといい、愛知県のperfumeファンは信義に厚いなぁ。
24日は連休最後の日だった為、宗像さんの乗る新幹線はなかなか指定席が確保出来ず、1時間も後の出発となったようです。私は一人なのでそのままお別れし、すぐに東京行きの車輌にすべり込みました。案の定自由席は空いておらずデッキにて1時間半立っていましたが、気分が高揚したままだったので左程疲れは感じませんでした。





悲願が成就した、本当に来て良かったと心から実感できた遠征でした。
参戦した皆さんとまたお会い出来る事を楽しみにしています。
そして、perfumeの更なる発展を祈りつつ、今宵はこれまでにしたいと思います。
最後に、9.19渋谷戦の開始前に、私がゲットし損ねた「R25」を贈呈して下さったコーテルさん、本当に有難う御座いました。










眩し過ぎる、二度と無い青春、天使は輝き続ける。