perfumeは天使、こちらは悪魔

みなさんこんばんは。面白いほどに感情が顔に出る、地球連邦パフューム陸軍新潟大隊第39楽屋突入小隊所属のシンジです。
パイルダーオーン!(←意味無し)


今回は特別にperfumeの話題から少し離れ、別の事案で考察してみたいと思う。
古今東西、アイドル史において「3人並び」というのはそれだけで美しい。まさにゼータク感いっぱい、合格である。大本さんの「cool&beauty」、西脇さんの「elegant」、樫野さんの「natural」・・・3人のアンサンブルが絶妙この上無い。彼女達はかくも自由で、好き勝手で、そして瑞々しくて可愛い。ライヴ時のMCもそうなのだが、他の場面で3人がトークを展開しているのを聞くにつけ、純粋な感動や愛らしさは勿論の事、まるで女子高の放課後に紛れ込んでしまったかの様な、そんな気恥ずかしさが胸に去来するひとときでもある。そしてひとたび舞台に上れば観客全てを包み込むショーマンシップ。常に観客を意識した演目。
そうした感動を普遍的に享受出来るからこそ、巷で話題の沢尻エリカ問題は非常に奇異に写るのだ。関係者では無いので内幕を知る事は出来ないが、一体あの立ち振る舞いは何を思う故なのか。テレビでこの模様が写された時、私はこれ以上無い位に彼女の姿が滑稽で格好悪いものに感じた。例えるなら制服姿の中高生が煙草を吸っているのを見た時と同じ感覚とでも言おうか。しかし世間はそれを通り越え、相当なバッシング、失笑、失望を招いた。新作映画サイトのコメント欄は閉鎖され、ネット上の様々な場所での非難がいまだ喧しい。この事態に関係者の動揺が相当なものであった事は想像に難くない。所属事務所のサイトから本人名義の謝罪コメントが急遽発表され、事務所側も他人の代筆ではなく本人のコメントに他ならないとしている。当然穿った見方をする人ならば「無理矢理書かされた」とハナから信用しないだろうが。
所属事務所であるスターダストプロモーションのサイトに掲載された、件の謝罪文を読んでみた。見る限りでは多少なりとも反省の意が伺え、「責任を取る」との一文もある。しかし責任と言った所でどう責任を取るつもりなのだろう。そもそも芸能界というある種特殊な環境に於いては、それはメディア等の媒体に一定期間出る事を見合わせるといったかたちの「謹慎」なのか、公務員の様に給与の減額処分なのか、それは分からない。けれども失った信用や損なった印象は回復に相当の時間を要するのは世の理だし、ましてやそこは芸能界。本人だけの問題では済まされない筈だ。第一反省するといった所でどう反省するというのか。私としては近年減少しつつあるが、日本全国の銭湯を行脚してお年寄りの背中でも流してみてはどうだろうか。最早信用を回復するにはそうした地道な方法しか残されていないのではないかと考える。






実る程 こうべを垂れる 稲穂かな