ハプニング。 - マジカルシティからのニセ中継　（副音声に戻しました）

皆さんこんばんは。
とんがりコーンがあると必ず指先に付けて「エルム街の悪夢」のフレディの真似をする癖が未だに治らない、Perfumeを応援する市民の会新潟支部長、兼「風と健康の会」対策部長のシンジです。

先月３０日、東京新宿の職安通りに面した「ネイキッドロフト」にて一風変わった催し事が行われました。
http://www.loft-prj.co.jp/naked/index.html
公式日程表によるとタイトルは『えっ！東京で山羊食うの〜いや〜ぎりぎりで嬉しいなさらに、泡盛も！あわあわあわ、もりだくさんすぎる寒〜いどうだ、ぴんとこないだろうこのリベンジは、イベント日にヒエヒエ〜イ』となっていました（長！）。
内容はまさに読んで字の如く、山羊の肉を食べて泡盛を飲もうというもの。参加費２９００円で食べ放題、更に無償提供された泡盛飲み放題、加えて風と健康の会ミニライブ、女子大生２名で構成された『ミステリーガールズ』の心霊体験バナシ、TBS系列『あらびき団』出演経験を持つ芸人さん「冷蔵庫マン」によるショートコント、そして当日会場にタンクトップ着用で来た人に冷蔵庫マンのステージ衣装（と言ってもダンボールで作った着ぐるみ）を着用して写真撮影が出来るという謎の特典が。真夏の東京の夜、新宿というある意味カオスな環境の中で醸し出される闇鍋チックな雰囲気に当てられ、開始前から至近の酒屋にてビールを１缶空けてしまう気合いの入れ様。「やっぱ東京さ凄ぇ（←東北弁）」と何度も呟いていました。

↑これが会場となったネイキッドロフト。オープンカフェを彷彿とさせる佇まいがイイ感じです。
約２０名程が集結。撮影を忘れましたが、最初に出された料理は沖縄の、骨付き豚肉をタレで煮たものでした。沖縄料理のレシピで確認したところ「ラフテー」と呼ばれるものだそうです。そして大きな鍋の中で煮え立つ「山羊肉のヨモギ汁煮」。ともすれば硬くて特有の臭いがあり、好き嫌いが分かれる山羊肉ですが驚く程臭みが無く、滋養強壮感満点な風味でした。

↑そのヨモギ汁煮のレシピ講座。

↑更に「沖縄における山羊の歴史」という、ちょっと硬めの講釈も頂戴しました。

このネイキッドロフトはフードのラインナップが沖縄料理を主体にしており、ビール愛好家の異名を持つ私でさえも見た事の無かったオリオンビールの小瓶が取り揃えてありました。素晴らしい。
http://www.orionbeer.co.jp/brand/draft/index.html

少し経ってから最初の演目、「冷蔵庫マン」によるショートコントが始まりました。
「僕のギャグで会場の空気を冷え冷えにしちゃうぞ」という熱帯夜に相応しいコンセプトでした。

↑こんな感じ。
ちなみに冷蔵庫マンさんのブログはこちら→http://blog.bachoon.tv/reizoukoman/

それから程なくして「風と健康の会」のミニライヴがスタート。４曲を披露しました。

↑Perfumeのファンたる者、フリで何の曲か判りますよね。
演目が始まると、オープンカフェ的な店の性格上、外から中が丸見えな為に道行く人々が足を止めて何事かと見ておりました。カップル、外国人、酔っ払い、ダンボール製の家に住んでそうなイイ感じのオヤジ、等々。デジカメで撮影を始める人もチラホラ。「え、本物？」と思った人もいたであろう事は想像に難くありません（ねーよ）。

カゼケン会の演目の後、恐らく前述の冷蔵庫マンさんとの相乗効果で会場を一層涼しくしようという事なのでしょう、「ミステリーガールズ」なる2人が登場。会場の照明が落とされて雰囲気が一変します。
ミステリーガールズのサイトです→http://target-ent.com/mgs/index.html

この時、不思議な事が起こりました。
怪談トークを行う二人を撮影しようとカメラのシャッターを押したのですが・・・・押せないのです。
先程まで快調に作動していた愛機、PENTAXのMZ-3が突然作動しなくなりました。
ファインダー内でピントが合うと小さなサインが点灯するのですが、ピンボケせずキチンと被写体を捕らえているにもかかわらずサインが点灯しません。マニュアルモードに切り替えてシャッターを押しても撮影出来ないのです。電源を切り、電池を一度出してから再び入れ直してみても変わりません。「もしかしたらパトローネ（←フィルムが収められた容器）の中で異常が起きたのかもしれない」と思い、フィルムを強制排出させてから近くのコンビニで新品を買い、装填してみましたがやはり結果は同じくシャッターが切れませんでした。
原因不明の状況に悪戦苦闘している内にミステリーガールズの怪談トークは終了。そしてこの怪談が収録されたCDが現在発売中です、という告知や普通のトークに移った瞬間、「ジャキィーッ」という音と共にシャッターが作動したのです・・・・。

↑カメラが急に息を吹き返した瞬間撮影されたのがこのカット。