休みボケが取れない。

皆さんこんばんは。
perfumeを応援する市民の会新潟支部長、兼同支部内「風と健康の会」対策部長のシンジです。
台湾での顛末記は次回書きます。


(実はこの報告、3分の1くらい書いた所で誤って全て消去してしまい、脱力感を必死で振り払いながら再度キーをパチパチやってます。トホホ)


台湾から帰還した翌日、東京は下北沢にて開催されたカゼケン会出演興行を観覧しました。記載が手間なので、構成員の美甘子さんのブログから転載しました。
http://ameblo.jp/mikako426/archive4-200809.html
それによると・・・↓

"今年もやります!! CLUB251 presents〜第四回・夏の終わりの大カバー大会"




・れに★くら<レニー・クラヴィッツ>[木村世治(vo/hurdy gurdy,ex.ZEPPET STORE),菊地英昭(g/ex.THE YELLOW MONKEY),ウエノコウジ(b/Radio Caroline),亀井亨(ds/GRAPEVINE)]


ボヘミアンラプソディーズ[南謙一(vo),弥吉淳二(g),金戸覚(b),奥野真哉(key),GRACE(ds)]


・V2[RINO(Fed Music),THE ODGE(Response),タケミクレイトン,ラリー高山Jr(獏)]


・ヘポタイヤ<岡村靖幸>[南波政人&奥村大(wash/)]


・ゲスト:風と健康の会,他


・DJ:KASAWAKI(サザンオンリー),ma+sh,佐々木健太郎(アナログフィッシュ)


スペシャルゲストDJ:KOGA(KOGA COVER NIGHT)



OPEN18:00/START18:30 前売¥2500/当日¥2800(+D) 251,ぴ[P:],ロ[L:]=7/31

・・・との事。
今回はブログ「天然パーマの憂鬱」の作者である美山花さん(a.k.a DJサイファー)と同行しました。
http://dosuesan.exblog.jp/←コチラ
以前からカゼケン会に興味を示しており、当日現地にて合流。
会場向かいの小洒落た店でアルコヲルを1杯摂取して互いに士気を高めました(私は2杯)。
会場前には既に多くのファンが列を作り、客入りを待っている状態。
そこで「風と健康の会」対策部東京統括本部長を務めるTDCさんと挨拶。
http://ameblo.jp/tdc0411/←TDCさんのブログです。

当日のTDCさんはTシャツに、もう少しTシャツの着丈が長ければ「あれ、下に何も穿いてない?」と錯覚してしまうくらいの短いジーンズのホットパンツ、コンバースのローカットという80's感覚満点な素敵過ぎる装い。他の人なら「痛い」と思わざるを得ない着こなしですが、TDCさんだと殆んど違和感が無いのは不思議です。
他にも統括本部から男女合わせて約10名程が合流。ここに東京、新潟、千葉による臨時混成対策班が結成されました。
開場を待つお客の顔ぶれを見ると、妙に年齢層が高い事に気づきました。明らかにarround40と思しき方々、悪く言えばそのファッションセンスやメイクにバブルの残り香が仄かに感じ取れる方々、といった風情。いったい何故かと思ったら、それは他の出演者の情報を聞いて判明しました。そう、元イエローモンキーの菊地英昭氏、元ゼペットストアの木村世治氏、元ミッシェルガンエレファントのウエノコウジ氏、アナログフィシュの佐々木健太郎氏、 GRAPEVINEの亀井亨氏といった錚々たる顔ぶれ。そう、件の御婦人方は彼等を観に来ていたのです。
我々混成対策班は前もって観覧券を予約しておりましたが、会場側の説明で「先に並んでいる人を先に入れ、予約客は最後に」という事に。「最後尾からじゃ写真が撮れないやんか」と若干の不満を覚えつつ、対策班は会場に突入。
最初の演目は岡村靖幸のカバーからスタート。
会場後方のバーカウンター前で2本目の青島ビールをあおっていたところに、出入り口から一人の男性が。そして「フォーッッ!!」とマイケルジャクソンばりのシャウトでゆっくりとステージに。


↑なりきってました。



続いてアイルランドが生んだスーパーグループ「U2」のコピーユニット「V2」。往年のファンの鑑賞に充分絶え得るサウンドでした。

個人的にはアルバム「POP」の「ディスコティック」が聴きたかったです。



その次はいよいよ我等が「風と健康の会」・・・の筈でしたが、ここで不意にDJタイム
DJkasawaki氏によるサザンのナンバーのプレイでしたが、これがまた強烈、かつ常識をフライングした内容。
通常、曲と曲とを繋ぐ「DJ」という行為は、その曲の内容とテンポを合わせていくものである事は言うまでもありませんが、この人は曲の展開がサビに達した辺りで急にブツっと止めてしまい、サザンの桑田さんの声マネで「ありがとー!」「30年間ありがとー!」というシャウトの後にまた別のナンバーをプレイ。そしてまた途中でブツっと曲を止めてシャウトというその繰り返し。これが吉本新喜劇だったらフロアの客全員がコケた事でしょう。

私自身もDJプレイを行うということもあり、最初はこの展開に僅かばかりのイラつきを覚えました。使用している機器がDENON社製ですが、私が所有している機種より上のDN-S3500ということもあり「そんな稚拙なプレイに上位モデルは必要無いだろ!」と思いましたが、何故か次第に心地良く感じてきました。
http://denon.jp/dj/dns3500/dns3500_1.html←コレ。ああああ欲しい。
このDJタイムの際に対策班は人波をかき分け前方に進撃。舞台から約3m前の地点を確保、演目を今や遅しと待ち受けます。私もカメラを構え直し準備万端。


怒涛のサザンナンバーの後、遂にカゼケン会登場。
曲目は5つ、「エレクトロワールド」「ポリリズム」「コンピューターシティ」「B c L」そして「チョコレイトディスコ」。演目開始と同時に私の立っていた場所は「ホットゾーン」と化しました。我々対策班の発するコール、そして振りマネは女性比率の多い会場にあっては明らかに異質であり、前方や周囲の観客が「ちょ、ちょっと何この人たち・・・?」と言わんばかりの奇異の目でこちらを注視しているのが分かります。あまつさえ携帯電話のカメラで我々を撮影する人まで出てくる始末。ふん、君らに俺達の熱い想いが分かってたまるか。



↑前の観客、殆んどが「地蔵」でした。ったくもぅ。




カメラはPENTAXのMZ-3、レンズは28〜70mmf4。
この時はISO400で絞り開放 雰囲気を壊さないようフラッシュを使わなかったのでシャッター速8分の1。しかも妙に背ぇ高い客が居たんで常に背伸びして撮影。おかげでブレまくり・・・。

↑ち〜ちゃん。つぶらな瞳がイイ感じ。


↑あかねさん。独特の雰囲気出てますね。


↑その場から全く動けなかったので、美甘子さんのソロショットが撮れなかった・・・。

演目の時間は僅かでしたが、もはや雲と雲の間を突き抜けていってしまった感のあるPerfumeに対して我々が抱く寂寥感、それを埋め合わせるに余りある、あっという間の時間でした。傍らの美山花さんも充足感に溢れた表情。「いいですね・・・カゼケン会って」としみじみ述懐する姿が印象的でした。


そして次はレニー・クラヴィッツのナンバーをカバーする、その名も「れに★くら」。
彼らの登場に黄色い声援が響き、会場の空気が変わります。確かな奏法、本格派のサウンドに、いつしか私も縦ノリ。特に一大アンセム「Are You Gonna Go My Way」がプレイされた瞬間、フロア全体が「キターーー!!」という風な反応。




↓これです。



後方からしか撮れなかったので、美甘子さんのブログから写真を拝借しました。




で、トリを飾るのがQueenのコピーユニット、ボヘミアンラプソディーズ。

先ほどのサウンドやルックスが本格派だった為、正直その姿に「え、出オチ?」と思ってしまった事は内緒です。だって写真では分かり辛いんですが、フレディ役の人が「東急ハンズのパーティーグッズコーナーで買ってきたのか」と思わずにはいられないような胸毛を付けて登場したものですから。
しかしその姿に実際のQueenを重ね合わせる人達が居たのもまた事実で、実際終演後に会場を後にする人の中に齢70に達しているであろう御婦人がいらして、着ていたひと回りは大きいTシャツには大きくブライアン・メイのロゴとイラストが描かれていました。いち男子としても、こういう歳のとり方をしたいと強く思います。
そして合同公演は終了。カゼケン会メンバーのオフショットを押さえたいと思いましたが、終演後別のイヴェントに合流する為直ちに移動せねばならんとの事。このところのPerfume人気に比例するかの様に、カゼケン会も各所の興行への出演依頼が引きも切らずで、しかも新曲の振り付けも早急に習得せねばならない慌しい状態だそうです。このままではコピーであるカゼケン会でさえ遠い存在になってしまうのでしょうか。



↓最後に楽屋へと戻る間際に撮影したのがこのカット。プリチー。



↓図らずも「エレベーター」の前で撮影。



そしてTDCさんに挨拶して会場を後に。美山花さんと共に新宿まで移動し、新潟に帰還する為の「ムーンライトえちご号」に搭乗。ライブ観覧中に降った豪雨の影響で35分遅れて発車となりました。ホームまでダッシュする必要無かった・・・・・。