未来は君の手の中に。

皆さんこんばんは。Perfumeを応援する市民の会新潟支部長のシンジです。






12月に差し掛かると胸に去来する想い。「また一年が過ぎ去ってゆく」という感慨、そして言い知れぬ小さな圧迫感。すなわちそれは24日に最高潮を迎える、周囲の浮き足立った雰囲気です。まぁ昔からこの雰囲気が嫌いでした。理由は今更説明不要でしょう。もっとも私にとりましては本当の意味で「仏教徒」という事もあり、「んなもん関係あれへんわ」というエクスキューズも成立する訳です。そんな「カップルに非ずは人に非ず」と言わんばかりの空気に中指を突き立てる事にいささかの疑問も抱かなくなってしまった私に、最高の贈り物が届けられました。
19日にNHKのBShiにて放映されたPerfume武道館興行の舞台裏を収録したドキュメンタリー。こちらではハイヴィジョン放送は視聴出来ないのですが、同一の放送が27日にも放映されるとあって、その時間は部屋で来月に予定している旅行先のガイドブックを読んでいました。
その時、埼玉県で市民の会分局を運営する友人から携帯電話に電送文が届きました。曰く「あ〜ちゃんが例のテーシャツ着てるよ」。一瞬状況が理解出来ず、昨年のカウントダウンライヴ時のリハーサル風景の事かと思いました。よくよく聞いてみると、丁度その際放送されてるドキュメンタリーで着用しているというではありませんか。その直後、地元の酒場にて祝杯を挙げたのは言うまでもありません。




↑もう感謝の言葉もありません・・・・・・。


数日後、家電量販店にてヴィデオテープを3本購入。家にある全てのヴィデオデッキを動員して、27日放送分を同時に録画しました(←勿論標準速で)。西脇さんの着用が公式に確認されたのはこれで3回目。非公式の1回を含めると都合4回目。誰が何と言おうと、これは紛れも無い『天使からの贈り物』でありましょう。
映像では、疲労の蓄積によるものか、大舞台を前にしての重圧か、練習中に体調不良を訴え床に倒れる西脇さん。その周囲で見守り、容態を気遣う大本さんと樫野さん、スタッフ。普段の明るく慈愛に満ちた姿からは想像も付かない、儚く崩れ落ちてしまいそうな身体を2人がそっと支える画は事の深刻さを物語ると同時に、これまで3人が培ってきた絆、互いの背中を守ってきたからこその深い絆を感じさせるに余りあるものでした。
その後、気力を奮い立たせて練習場に戻ってきた西脇さんが着用していたのが件のTシャツだったとは。それも画面にチラリと映る程度では無く、思いっ切りポーン!と抜かれている・・・・!いちファンとしてこれ以上の喜びがあるでしょうか。私がもし航空自衛隊の戦闘機パイロットだったら、機首のノーズアートに『GAME』のジャケットフォトにおける西脇さんを描いて飛行するでしょう。

↑まぁだいたいこんな感じで。


長距離トラックの運転手だったら車体のデコレーションは当然Perfume

↑こんな感じで。痛車、なんて言う奴は鉄アレイでボコ殴り。


実のところ、私はそれまで極度の「倦怠期」でした。Perfume後援会の電子広報板にログインしない状態が何日も続き、雑誌等の媒体露出の情報収集や毎週木曜日のラジオはチェックはおろか、動画サイトにアップされてる音声もまともに聴かず、挙句『気になる子ちゃん』を1ヶ月に渡って視聴や録画も行わないという、曲がりなりにも支部長を任ずる者として有るまじき状態でした。
理由は、あの武道館興行でした。2階席から見る、自分の小指よりも小さいPerfumeの姿、そして各メディアへの露出増加という状況には、これまで経験した事の無い強い寂寥感を感じずにはいられませんでした。折りしもその時期、自分の中で意識し始める女性が現れたという事もあり「もしかしたら今後、暫しの休暇を取った後新潟支部は整理縮小の方向に動くだろう」とも考えていたのです。
12月17日、その日が休日だった私は新潟市近郊の物産店に向かい、Perfumeの御三方に贈呈する為のコシヒカリを購入、送付の手続きを済ませました。「これが最後、かな」と思いつつ。
その2日後に知らされた事実。脳内にファンファーレが鳴り響き、瞬時にハアトをすっぽりと包んでいた倦怠感や諦念が嘘の様に消え去りました。そしてルンルン気分(←死語)でPerfume写真集を購入。改めて「Perfumeという名は購買意欲をかくも向上させるものか」「また家宝が一つ増えた」と実感させられました。
もうPerfume、とりわけ西脇さんへの想いは揺らぎません。誰が何と言おうと「天使」です。いや、「西脇弥勒菩薩」です。その微笑みには海よりもディープな優しさと人情が込められているようです。今後何年経ってもPerfumeとの出合いは「あの日、僕は若かったんです・・・」という後悔などには決して変化する事はありません(←断言)。
改めて、Perfumeが私にもたらしてくれたものの大きさと、西脇さんからのプレゼントの素晴らしさを心から感じつつ、最高のかたちで1年を締め括る事が出来ました。御三方もこのブログを見てる事を信じてご挨拶させて頂きます。樫野さん、西脇さん、大本さん、今年も本当に有難う御座いました。もしあなた方が居なかったら、あなた方と出合う事が無かったら、ホントにツマんない人生をおくっていたでしょう。
そして、このブログを閲覧し、コメントや☆を付けて下さった全ての皆様、新潟支部の活動を支えて頂いた皆様、本当に有難う御座いました。厚く御礼申し上げます。



どうぞ良いお年を。













追記。
西脇さん、ご結婚される際は是非とも披露宴に呼んで頂きたいと存じます。
御祝儀、最低でも10万は包みますので。