君たちがいて僕がいる。

皆さん、明けましておめでとうございます(遅)。




2009年の初夢の内容が「大本さんと一緒にお雑煮を食べる」だったラッキーボーイ、Perfumeを応援する市民の会新潟支部内「風と健康の会」対策部長のシンジです。
海外視察からの帰還後に体調を崩した事もあり、更新が遅れました事深くお詫び申し上げます。
さて先月29日、東京は新宿歌舞伎町にある多目的ライヴハウスロフトプラスワン』に於いてカゼケン会出場の興行が開催されました。

http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/

このイヴェントの趣旨は、東京都内各所のロフト関連スペース等にて配布されている小冊子「ルーフトップギャラクシー」、その最終号発表記念との触れ込みでした。メインのライター陣3人がこれまでの活動をトークやスライドフォトで振り返り、インタヴュー秘話、今だから言える裏話等興味深い内容が繰り広げられました。
今回の私の目的は途中に設けられたゲストコーナーでの『風と健康の会』の演目。実は1月25日、下北沢において散開(←敢えて解散と書きません)興行が行われたのです。新潟支部内に対策部を擁する側としては万難排して参加せねばならなかったのですが、オールナイトイヴェントでは無かった為に開演時間が早く、新潟から勤務終了後に急行しても間に合わない。加えて2年振りの風邪が完治しているとは言い難い状態であり、断腸の思いで諦めざるを得ませんでした。
「散開」であるにも関わらず何故にイヴェント出演?と思われる方も居るであろうと思いますが、この1月29日の興行については以前からの決定事項でありながら、日を追う毎にカゼケン会への各所からの出演以来が増加した事により、タレントでは無い一般人の、西脇さん役のち〜ちゃん、樫野さん役のあかねさんにとって昼間の会社員としての業務とカゼケン会の活動との両立が次第に困難になってしまうと同時に、大本さん役の美甘子さんも『歴史アイドル』という触れ込みでの活動が頻繁になってきた事で「それぞれの道に専念しよう」という共通見解の元、若干早い活動休止となった訳です。従って今回の興行、そして事実上最後の活動となる2月20日の演目はプロ野球で言う所の『消化試合』の様なもの、と言ってしまえば話が早いでしょう。

http://ameblo.jp/mikako-ryoma/
↑その『歴史アイドル』としての美甘子さんのブログです。


今回会場となったロフトプラスワン、ここはバンド等の演者による発表の場所と言うよりもサブカルチャー全般の情報発信に重きが置かれており、過去には右翼団体員を招いての映画『靖国公開討論会や、評論家や弁護士、大学教授の面々を招いての『いじめ問題』をテーマにしたディスカッションが行われたかと思いきや、お笑い芸人の皆さんによるトークライヴ、『女だらけのSMナイト』と銘打った調教・緊縛パフォーマンス、アニメソング1000曲メドレー、「ジャニヲタ・30代・独身・芸人」という残念極まり無い司会者によるジャニーズ愛の発露イヴェント、他にもターザン山本氏と吉田豪氏による格闘技トーク、工場萌え達の集い、AV女優を迎えての『熟女クイーンコンテスト』等々、もうジャンルレスの極北、何が何だかの世界観と言わんばかりの催しが次々と行われる場所です。今回初めてこの会場に足を踏み入れたのですが、あくまでトークを主体としたイヴェントが行われる場所というのは前から認識していたので「あら?ここで今夜カゼケン会出るの?」「会場間違えた?」という不安が脳裏をかすめました。更に開演を待つ間、カゼケン会の興行において会場にてよく顔を合わせる人がまだ1人も居ないという状況もその不安に拍車をかけるものでした。
そうして開演の19時、ルーフトップギャラクシーのライター陣による製作裏話を記事のスライド写真と併せて紹介していくのですが、本来一緒に参加せねばならないアイドルの小明さんがまだ会場に現れていません。その為の場繋ぎという事なのでしょう、向かって右の前川誠氏の愛息子が登場。「会場の皆さん、ドリンクやフードを沢山注文して頂かないと妻子を養えません。どうか宜しく」とストレートかつウェットな要望を吐露していました。ちなみにこの前川氏、私より3つ年下。「こういう人でも結婚出来るんだ。っしゃ俺もまだイケる!」と根拠の無い自信を深めたのは言う間でもありません。

開演から30分が過ぎ、3本目の青島ビールをオーダーしようとしていたところに小明さん着物姿で登場。悪びれる風も無く「(遅れた理由が)寝ていて目が覚めたら開演1時間前だった」という一言には脱力感と微笑ましさを同時に覚えました。

笑いあり驚きありのトークの後はゲストコーナー。最初は『東京パニエ』なる2人によるライヴ。名前も姿も全く知らなかったのですが、MCの内容からユニット活動の傍らメイドカフェで勤務しているらしいという事が分かってきました。検索しても該当する情報が少ないので、グーグルで上位にヒットしたサイトを貼っておきます。

http://vids.myspace.com/index.cfm?fuseaction=vids.channel&ChannelID=1004242238
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendID=1004242238

↑まぁこういう方達だそうです。興味のある方は是非。


次のゲストはお待ちかねのカゼケン会。その準備の最中に『風と健康の会』対策部東京統括本部長を務めるTDCさんが会場入りしてきました。
http://ameblo.jp/tdc0411/←TDCさんのブログです。


1月25日の下北沢興行に続いて積極的に参加するセックスドラッグPerfume魂全開の人。そんなファンの鑑っぷりには頭が下がるばかりです。そしていよいよ出番。座っていた位置から少し前に前進し、演目が始まるや否やシャッターを押しまくりました。25日に行けなかった悔しさを晴らすが如く。













↑すいません、写真の時系列一部ごっちゃになってます。



演目は15分余りでしたが、充実感に富んだ内容でした。振り付けにそれとハッキリ分かる『キレ』が感じられ、特にカゼケン会興行では珍しく『おいしいレシピ』が披露され、それだけでもお腹いっぱいだというのに、その直後『コンピューターシティ』に移行するという『Fan service bitter』でのセットリストの再現が行われるというダイナミックかつ直球ど真ん中、消化試合というよりシーズン真っ只中、「ランナーも居ないのにセットポジション?」という位の気合いの入った展開には身体中の毛穴が広がるかの様な感覚に包まれました。演目終了後には芸人さんによるネットで収集した面白映像を紹介するコーナーでしたが、そっちのけでカゼケン会の御三方とトークを弾ませました。



美甘子さん。うーんラヴリー(はあと)。


↑あかねさん。Cool&Beautyですね 


↑ち〜ちゃん。贈呈した『西脇綾香モデル』Tシャツと一緒に。
So Attractive!!


その後は件のライター陣が各々のフェイバリットだというカラオケ曲を次々と披露していくという、ネタ切れ以上ヤケクソ未満な展開に。ここから帰宅の途に着く人が多数。開演から既に3人とも順調にアルコヲルを摂取していったのに加え、景気付け・度胸試し的ノリでスピリタスポーランド産の度数96パーセントの蒸留酒)をショットグラスで一気飲みという命知らずぶり。それをグビリとあおったライターの北村氏が苦悶の表情を浮かべ、後ろにひっくり返る事態に。隣の東氏の「あ、吐いてる!吐瀉物が!」の声にロフトのスタッフがレジ袋で囲ったゴミ箱を持って駆け付ける電光石火の如きファインプレーには大いに感心させられました。
トークやゲストコーナーも終わり、会場には空席が多数。以降は悶絶絶叫阿鼻叫喚、単なる酔狂達の宴と化した会場をTDCさんと共に後にし、一路下北沢へと向かいました。初めてのロフトプラスワン潜入体験、「やっぱ東京さ凄ぇ(←東北弁)」という高揚感が身体を満たしていました。分かりやすく言い換えると、この感覚はドラッグ系のそれでは無く、チクロやサッカリンが大量に入った駄菓子を食べ過ぎたトリップ感に近いものがあると思います。
途中自宅に寄ったTDCさんから余剰となった『Dream Fighter』のポスターを贈呈していただくという嬉しいハプニングが。
以前から下北沢の酒場を開拓したいと思っていたので、下北がホームタウンというTDCさんにとっておきの店を紹介して頂きました。それがこの『Bar kappa-ism』。場所は下北の小劇場『ザ・スズナリ』の近くです。


こちらに設置されているモニターでPerfumeやカゼケン会のライヴ映像を肴に、マスターとTDCさん、それと私で「ち〜ちゃんエエなぁ」「かしゆか最高っす」「ライヴ行きたい」「カゼケン会再結成して」「西脇さんは菩薩(←俺)」「誰かヨメに来て(←それも俺)」等々濃厚かつダラケたトークに花を咲かせました。そして午前4時(!)、我々二人は店を離れ、私はタクシーにて新宿へ。TDCさんはその4時間後に勤務先へ出勤というタフネスぶり。恐れ入りました。
翌日はPerfumeの誰かがいるかも知れないという根拠の無い期待を胸に渋谷へ出掛けましたが、未明から降り出した雨が止まず、更に雨足や風も強くなる状態。「こんな日に出掛ける訳無いやん」と早々に諦め、タワーレコードにてAira mitsukiのニューシングルを購入。

サヨナラ TECHNOPOLiS

サヨナラ TECHNOPOLiS

その後は上野アメ横にてカレー製作に使用するカシューナッツやスパイス等を購入、最後は中野ブロードウェイにてポストカードを購入し新潟へと帰還しました。






追記。
今後、東京訪問時のアルコヲル摂取の拠点だった新宿から、下北沢の酒場を開拓する方向で検討しています。



追記その2
アメ横で珍しいのでふと買ったインドネシアカップ麺、けっこう美味しかったです。
↓コレ。



追記その3
確信したのですが、私がPerfume関連やカゼケン会興行を観覧しに東京を訪れた際には高い確立で雨が降るのです。
ですから20日夜、皆さん傘を用意すると良いでしょう。