ダイエットは忘れて。
ミュンヘン 8月26日 第3日目
ミュンヘンに来てからビール以外の飲料は水とダイエットコークしか口にしてない。
それだけビールが旨い、という事である。
今日はショッピングに重点を置く事にする。
ホテルの朝食でソーセージを複数本食す。大変に美味。
カフェテリアで皿やグラスを片付けるメイドさんに混じって、10歳程と思しき女の子の姿が。
移民の家族が住み込みで働いているようだ。トルコ、アルバニアあたりからだろう。
オレンジジュースを飲もうとするとグラスが無かったので、件の女の子に英語で「グラスが無いんだけど」と声を掛けると「??」って顔をされる。英語は話せないようだ。やおらその場に居たドイツ人宿泊客が声を掛けたところ、女の子はグラスを乗せたトレーを持ってきた。通訳してくれたようだ。
トラムに乗り、ミュンヘン中央駅で下車。
その向かいにある郵便局にて封筒を2種類購入。
不肖シンジ、こう見えても手紙を書く事が多いもので。
つーか常々不満なのだが、各国を旅行してていつも「日本の携帯電話はダサい」と痛感する。
電話を所有して早や12年余り。これまで1度も二つ折りタイプを所有した事が無いだけに尚更。
日本仕様は無駄にデカい。ゲームもアプリもワンセグも要らないからもっと値段安くしてくれ。
新品で約50000円なんてもう狂気の沙汰。電話各社は大いに猛省せよ。
閑話休題。
中央駅前のシュッツェン通りからカールス広場へ。そこから歩行者天国となっているミュンヘンのメインストリート、ノイハウザ−通りへ。
今回の旅の目的の一つに「CD購入」がある。
テクノDJ白帯であり、ここで本場のテクノ・ハウスを確保し、自身のレパートリーを拡充させたい。
通り沿いの店については全く情報が無く、偶然CD屋を発見出来たという按配。
入ったのがこの「SATURN」という店舗。地下にCDコーナー。それ以外はオーディオ関連からPC、家電と様々。
日本の家電量販店に該当する店。
ここでCDが24枚入るソフトケース、並びにハウス系を主体にCDを都合10枚分購入。
一つひとつの値段は日本と余り変わらない。
「日本は物価が高い」と言われがちだが、時折そのステレオタイプが覆される時がある。
例えば電池。今回滞在中にカメラに使うリチウム電池が切れ、止む無く購入する事になったのだが、CR2のタイプが1個8.9€。ヨドバシカメラ・さくらや等では1個約500円。日本の2倍程である。
あと聞いた話では、スウェーデンではCD-R等のブランクメディアが日本の5〜6倍の値段だそう。
秋葉原とかが世界から熱い注目を集めているのが判ったような気がした。
警察官の姿を見るとカメラを構えてしまうのは「性(さが)」です。
通り過ぎる時にさり気なく装備品をチェック。拳銃はH&KのP7でした。
コレ↓
非常に安全性の高い銃です。
通りに居た大道芸のヒト。
つーかこのまま微動だにしないという芸だけど。
コインを入れたら握手を求められた(笑)。
ノイハウザー通りをマリエン広場に向かって歩き、ペーター教会を越えた南側にヴィクトアーリエンマルクトViktualienmarktという青空市場を発見。様々な店が立ち並ぶ。
これは野菜やフルーツをジュースにして、その場で飲めるというお店。
色とりどりの野菜。日本であまり見かけないものも。
見てると料理がしたくなります。
セルフサーヴィスのビアガーデン!!こうした所で飲むのも旅の醍醐味。
ここで代金を支払い、各自の席に持って行く。
爽やかな午後の風に吹かれながらの、至福の一杯。
旨い・・・・・・。
一杯飲んだ後、魚介類のお惣菜屋さんを発見。
イカ、エビ、カニ、小魚、ムール貝等の他、ニンニクの酢漬けとか、なんかワインが進みそうなものが沢山。
で、試しにエビのチリソースがけを100gぶん購入。
美味しい。白ワインが合いそう。
再びマリエン広場。
ミュンヘンのタクシーは、ドイツだけあって9割以上がメルセデスベンツ。
たまーにフォルクスワーゲンやシボレーを見かける。
三菱のグランディスがあったので思わず撮影。
名前は判りませんが、アフリカの木琴みたいな楽器を使用してのパフォーマンス。
シンプルかつリズミカルなテンポに高揚感を覚えます。
CDを売ってて、1枚10€。あー、買えば良かったな。
ミュンヘン中央駅に戻る。ジョッキで2杯飲んだので地下にあるトイレへ。
ここは有料。80セント払って入る。トイレ奥に控え室があり、そこに清掃員が常駐してる。
最初「えー、ゼニ取るんかいな」と思ったが、有料だからこそトイレが清潔に保たれ、清掃員のおじさんが居るからこそホームレスや不審人物が入れないという防犯の役割も果たしている。お疲れ様です。
手洗い場の後に設置してある自販機。タバコかと思ったら、売ってるのは何故か避妊具。
(ちなみにアメリカ海兵隊でのスラングで「ファイティングラバー」と言うそうである)
なんでこんな所に。
ホテルに戻って荷物を置き、再度マリエン広場方向に向かい、ミュンヘンのシュナイダー・ヴァイス直営店「ヴァイセス・ブロイハウス」へ。
ここは日本語メニューも用意されていた。
http://www.weisses-brauhaus.de/
店の外観と店内を撮影するの忘れたんで、電脳上から写真を拝借しました。
これが名物のヴァイスビア。酵母を濾過せずに仕上げたもの。
独特の酸味があって、女性にウケそう。
この時料理を頼んだのだが、オーダーが忘れ去られてしまったらしく、待てど暮らせど運ばれてこない。
イラっとキたので、この1杯だけで店を出る事にする。
ホテルに戻り、到着した夜にチャーハンをテイクアウトしたアジア料理店に再び向かう。
チキンの入った野菜炒めとライス、ビールを注文。
料理が出来る迄、店員と雑談。
部屋でライスをかき込み、ビールを飲みながらテレビ鑑賞。
まぁこんなスタイルもいいものだ。