前略、ビールの国より。

みなさんこんばんは。
墓場まで持っていく秘密をこれ以上増やしたくない、Perfumeを応援する市民の会新潟支部長のシンジです。
更新が遅延を繰り返しております事、深くお詫び申し上げます。








8月29日 ミュンヘン 第5日目




いつもそうだが、寝起きの悪い私も帰国の朝はすんなり目覚める。
「乗り遅れた」などという事態は決してあってはならないという想いに囚われたせいか、眠りが浅かった。
肌寒く、霧雨の中、ホテルから至近の停留所へ行く。
高額紙幣のみだったのでトラムの運転手から直接切符を買おうとすると「釣りが無いからダメ」とか言われる。
「中央駅に着いたらそこで買って」との事。よって駅までの分はタダにしてもらう。
もっとも空港まではゾーン4の料金なので、停留所から駅までの区間を割り引いても実質問題は無いという訳だ。


地下ホーム。空港行きは1号線と8号線。
ベンチに腰掛けて待っていると、ストリート系のファッションに身を包んだ若人が話しかけてきた。
ドイツ語だったので戸惑っていると、やおら英語で「空港行きはアレだよ」と電光掲示板を指差す。
親切な若者だった。
ホームにはやはり同じく空港に向かう旅行者の姿が。






中央駅に着いた際、朝食にと買ったヴァイスヴルスト(白ソーセージ)。
スタンドなどで「ブラート」と言えば焼いた状態、「ボック」と言えば茹でた状態で出される。
で、ブラートを選択。固めのパンに挟んでもらう。
バターもマスタードもついていないパンとソーセージ。何のてらいも無いが美味い。





窓の外には高速道路。
自然な成り行きで脳内BGMがクラフトワークの「アウトバーン」となる。






余談だが、曲のレパートリーで個人的には「The Telephone Call」が最も好き。
このヴィジュアルインパクトにはシビれる。






空港内の電飾。こりゃけっこうサイバー。
まるでディスコ。





空港警察の警官。
グリップの形状やビスの数から、拳銃はSIGの225(P6)だった。







アムステルダム行きのゲート。






ボーイング737の機内。





離陸の瞬間。さらば、ミュンヘン





機内で配られたチョコビスケットとコーヒー。





1時間半ほどでスキポールに到着。
ここで出国審査。




成田行きを待つ間、ハイネケンで乾杯。
ポテトチップスを傍らに。





離陸待機中の便が並ぶ。向こうはエールフランス






このカットは成田着陸まで2時間を切った時の物。
機内で海外ドラマを見まくったせいで熟睡出来ず。
身体に残ったドイツ時間と全くズレた感覚で食事を幾度も出されて辟易。
俺はフォアグラのガチョウか。
加えて極度に乾燥した空気。頻繁に喉の渇きを覚える。



午前11時前に着く。
荷物を自宅に送る手配をして、キオスクで新聞や雑誌を購入。
ミュンヘンでネットを使用していたので俗に言う「浦島太郎」状態にはならなかったが、それでも記事には目を見張る。
スカイライナーで京成上野駅に。胃に負担を掛けないよう、昼食をとろろ蕎麦(←温)にする。
アメ横などを見て回りたいと思ったが、睡眠不足から来る疲労の蓄積により、これ以上の行動は断念。
東京駅に移動し、新潟行きの新幹線に搭乗。







以上、ドイツ・ミュンヘンでの顛末記でした。