天使の技法。

「踊ろう!周りの奴らの中傷なんて忘れて
踊ろう!きっと僕は大丈夫
今夜の僕は靴に燃料が詰まっている!」




ジャミロクワイ 『Canned Heat』より。

皆さんこんばんは。
品川ナンバーや練馬ナンバーの車を見ると全部高級車に見えてしまう、perfumeを応援する市民の会新潟支部長、兼新潟支部内「風と健康の会」対策部長のシンジです。
6月20日、東京は西麻布のバー「レッドシューズ」にて『風と健康の会』の興行が行われました。当日湿度の高い中不快な汗を大いに流し、渋谷駅から歩く事約20分強、首都高速3号線の高架沿いにその店を発見。催しは22時から開始。内容は計6人のDJがプレイし、途中午前零時に風と健康の会(以下、カゼケン会と略)の演目を挟むというものでした。
http://www.redshoes.jp/
店は内装が赤系主体のお洒落な造りで、「大人の社交場」といった趣さえ漂います。かつて2年間東京に住み、新潟に戻った後も幾度と無く東京に来る事は有りましたが、西麻布という土地に足を踏み入れたのは初めての事。言い知れぬ緊張感というか、田舎者ならではのきまり悪さが身体を包みます。
入場料と引き換えにドリンクチケットを受け取り、生ビールを口にしながら店内を見渡すと、新潟では絶対に見ることの無い人種が多数。「外国人」という意味では無く、面立ち、ファッションセンスが高度に洗練された人達がそこかしこに居ました。特にこちらが店に入ってから数分後、「装苑」とかのモデルさんもかくやといった風情の女性が入って来たのを見た時には同じ人間、同じホモサピエンスとしてのDNAが組み込まれているとは到底思えませんでした。いやホント、どういう男がああいった女性の彼氏になる事が出来るんでしょうか。
22時になり最初のDJ登場。最初はソウルやファンクをプレイし、その後ジャスやR&Bが次々とプレイされていきます。昨今テクノやエレクトロを聴くばかりだったので、そうしたナンバーも店の雰囲気と相まって心地良く感じました。
店に入って1時間半程でカゼケン会の大本さん役「美甘子」さんが来店。次いで樫野さん役の「あかね」さん、西脇さん役の「ち〜ちゃん」も。3人に挨拶し、新幹線に乗る間際に駅で購入した菓子折りを進呈しました。今回私を含めると、会場に来たカゼケン会ファンはperfumeの黎明期を彷彿とさせる4人(!)。田舎者が思わず居ずまいを正してしまいそうな店の雰囲気や洗練された客層という他人事とは思えないバリバリのアウェー感が漂い、かつ外国人も居る状況にあっては果たして演目がどこまで受け入れられるのか、いちファンとして大いに心配でした。
今回は会場にカメラを持参。それもデジカメなどでは無く(実際持ってない)、フィルム式の一眼レフ、PENTAXのMZ-3に50mmF1.7です。フィルムはISO400。薄暗い中のピント合わせ、並びにレンズが50mm一つなので画角が多少狭く、広角で撮る事も出来なかったのも苦労しました。視野率めいっぱい駆使。





あかねサン、美甘子サン、ち〜ちゃんです。衣装に着替えたところ。




これは「ポリリズム」の時ですかね。
ちなみに3人が手にしているのはマイク代わりのグリコ「ジャイアントカプリコ」おいちい。
http://www.glico.co.jp/caplico/item/ichigo.htm




出た、「エレクトロワールド」の決めポーズ。
この時フラッシュ無しでシャッター速度4分の1か2分の1、絞り開放。ヒイイ。




「チョコレイトディスコ」ですね。やや後方から撮影。





お、「シークレット・シークレット」だ。
次は感度1600のフィルムを用意します。あとフジフィルムのスーパープレスト1600も。
(余談ですが、この時後ろのスクリーンに映っているのは「最高のロック映画のひとつ」と称される1979年の『さらば青春の光』(原題『QUADROPHENIA』)です)





MC中の美甘子さん。とってもプリチー。






躍動感溢れるち〜ちゃん。いいねぇ。






「ジェニーはご機嫌ななめ」を歌うあかねさん。ブリリアント。






カゼケン会の演目後、美甘子さんによるDJタイム。MEGなどをプレイ。
※プレイリストは美甘子さんのブログを参照→http://ameblo.jp/mikako426/
(パイオニアCDJ-800Mk2、ミキサーはテクニクスのSH-MZ1200でした。うおおおお欲しいっ)
個人的には岡村靖幸のナンバーがツボでした。

↓コレ




美甘子さんのDJタイム終了後はファンとの楽しいトークタイム。
新潟からのお土産を手にして記念撮影。
左に見えるイラストは、当日ファンのお一方が即興でサラサラサラっと描いた似顔絵。
あかねさんのヘン顔がステキ過ぎます。





不意にブルーハーツのナンバーがプレイされ、それを熱唱する美甘子さん。
隣の人は、この興行のメインDJを務めるBOOさんです。
http://www.mtvjapan.com/tv/vj.html
http://ameblo.jp/boosbeambar/




カゼケン構成員と語らうことが出来たのは嬉しかったのですが、不肖シンジ、「女性との会話スキル」が著しく低下しているという事実を否応無く認識させられました。会話のキャッチボール、テニスに例えるところの「ラリー」が続かないのです。交際する女子は勿論、異性の友人も大変に少ない現状にあっては致し方無いのかも知れませんが、すぐ隣にいるち〜ちゃんや美甘子さんの「眼」を見て話す事が出来なかったのです。なんかもぅすんごい照れてしまって・・恐らく傍から見たら「照れている」というよりも挙動不審、はたまたPTSD発症か、といった印象を与えるかも知れません。女性へのナンパに長けている男子はどの様な会話を展開しているのか、是非ご教授願いたいものです。
更に音楽が大音量で流れている店内では自ずと声を張り上げて話さねばならず、相手の発した言葉の節々が聞き取れない事もしばしば。そういう意味では余り落ち着いて話す事がままならない状況ではありました。
ファンサーヴィスのトークの後は、カゼケンメンバーの3人はオーダーしたフードの類を食し暫しの休憩。我々ファンの男子は暇を持て余す様にドリンクを口にし、DJの選曲を聴くともなしに聴いていました。その時点で午前3時すぎ。椅子に横になる人1名、眠い目で携帯をパチパチいじる人1名とだいぶグダグダmode。最初は普通に楽曲を聴いていた私も、いつしか選曲がハードロックやデスメタルになってくると、5分置きに腕の時計を見てしまうようになっていました。
前回下北沢でのカゼケン会興行でも来場していた「TDCさん」と「そういやお久し振りですね」と挨拶。下北が地元だそうで、地元商店街の理事といった感じの、perfume愛に溢れた温和な雰囲気漂う人でした。なかなか興味深い業界話を色々と聞かせてもらいました。
そして時刻は午前5時、遂にイヴェント終了。カゼケンの3人とファン一行で店を後にすると外は強めの雨。そうして3人はタクシーに乗り込み帰宅の途に。そして私もタクシーに乗り新宿へ。コインロッカーの荷物を回収し常宿のカプセルホテルにて束の間の睡眠。12時に出てから大久保通り沿いの韓国スーパーにて白菜キムチを、そして上野にてNew baranceのランニングシューズを購入し、そして新潟へ帰還。
http://www.newbalance.co.jp/product/list.php?c1=1&c2=1
MR1350Jを買いました↓。





美甘子さん、あかねさん、ち〜ちゃん、お疲れ様でした。ホント楽しかったです。
たくさんお話しも出来たし。










追記。
今週土曜日、六本木で開催されるperfume night vol,2、御来場お待ちしております。






追記その2
あかねさんに再度ヘン顔をお願いしたら快諾して頂きました。